自己満追求ブログ

「私にとって本当にやりたいこととは何か」というのを追求したくて、23年間の看護一筋の私が、ビジネスの世界で感じたあれこれ。

患者から学んだ後悔しない「幸せな人生」とは?

 

こんにちは!

まいまいです!

 

 

 

私の口癖

 

「幸せな人生を送りたい」

 

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そもそも

「幸せな人生」って

なんなのでしょう??

 

 

 

私の意見ではありますが、

「幸せな人生」とは

「死ぬ時に後悔のない人生」

であると思っています。

 

 

 

なぜ、このように定義するのか?

私はこれを考える時に

私には忘れられない人がいます。

 

 

 

ちょっと思い出したので

今日は私の実体験から、

「死ぬ時に後悔のない人生」を送るときの

大切さについてお話しようと思います。

 

 

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私は

中2から看護師を目指し、

看護一筋で生きてきました。

 

 

 

看護って

いろんなジャンルがあるんです。

 

 

 

小児看護、母性看護、

老人看護、精神看護

急性看護、慢性看護、

がん看護、在宅看護、、、

 

 

 

その中で

私が一番やりたかったのは

ターミナルケア」と言われる分野。

 

 

 

ターミナルケア」とは、

 

 

終末期の余命わずかな人が、

人生の残りわずかな時間を

自分らしく過ごし、

満足して最期を迎えられるようにするケアです。

 

 

 

看護というと、

「治療」というイメージがあるかもしれませんが、

 

 

 

このターミナルケアでは、

延命治療ではなくて、

病気の症状などによる苦痛や不快感を緩和し、

精神的な平穏や残された生活の充実を優先させます。

 

 

 

私は

苦しんでいる人を見たくありません。

 

 

 

苦しんでいる人を見ると

なぜか自分も苦しくなって、

過呼吸を発症してしまいます。

(今は鍛えらたのでなりませんよ。笑)

 

 

 

なので

救急車に乗るような現場や

もし目の前で人が倒れたら

看護するなんていう余裕はないかもしれません

 

 

 

正直にいうと

急性期の実習(手術とか)は

毎日辛くて仕方ありませんでした。

 

 

 

なので

幸せな笑顔が溢れる

ターミナルケア

私は最後の実習で希望しました。

 

 

 

ターミナルケアを専門で行う病棟のことを

ホスピス」と言います。

 

 

 

一般的には

マイナスなイメージのある「死」を

プラスに捉える唯一の病棟です。

 

 

 

珍しい病棟というのもあり、

希望者は多数。

 

 

 

実習を勝ち取りました。笑

 

 

 

今まで普通の病院しか見て来なかった私は

ターミナルケアに驚きました。

 

 

 

ここからは

私の担当患者さんの話です。

(Aさんとします)

 

 

 

Aさんは

いつ死んでしまってもおかしくない

ガン末期の男性でした。

 

 

 

普通の病棟では

身体的ケアや治療ケアが

主にはなるのですが、

 

 

 

ホスピス病棟では

Aさんのやりたいことを叶えることが

ケアになります。

 

 

 

イメージしにくいかとは思うのですが、

Aさんのしたいことを全部行います。

 

 

 

Aさんは

タバコも麻雀も大好きな人だったので

 

 

私の役割としては

 

 

タバコを吸う時間を共にし

 

雀荘にいくために送りだしました。

 

会いたい時間に家族が病院に迎えに来て

 

自分の病室に、いろいろ飾ったりして

 

 

 

がん終末期の生活とは思えない

「今」を全力で

楽しんでいました。

 

 

 

そのため、

病院にも関わらず、

自然に笑顔が溢れる生き方をしていました。

 

 

 

Aさん

ファンキーでした。笑

 

 

 

死んだら

何もできなくなってしまいます。

だから私もその前に

全力で幸せな空間を作りました。

 

 

 

そんな思いで

実習を終わらせました。

 

 

 

実習が終わって数日後、

Aさんは亡くなったと聞きました。

 

 

 

「悲しくない」

と言ったら嘘にはなりますが、

こんなに「死」を

前向きに捉えたのは初めてでした。

 

 

 

いろいろ思う人もいるのは

承知していますが、

私はこれでいいと思うんです。

 

 

 

最後の最後まで

自分の生きたい人生を生きる。

 

 

 

 

そうすれば

周りも自分も

死ぬ時に後悔のない人生になる。

 

 

 

そんな人生を

私は

「幸せな人生」なのだと思いました。

 

 

 

幸せな人生なら、

Aさん自身も

周りの人たちも笑顔になる。

 

 

 

そんなことを

Aさんは教えてくれました。

 

 

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このような経験もあり、

私自身も

「死ぬ時に後悔のない人生を送りたい」

と思うようになりました。

 

 

 

すでに

「人生終わった、、、」

とか

「もう青春は終わった、、、」

とか

 

 

「あとは真面目に仕事をして

お金を稼いで生活していくのが

自分の使命だ。」

 

 

 

それも大事です。

 

 

 

 

このままでは

後悔するかもしれない。

 

 

 

そんな思いを少しでも持っているのであれば

後悔のない人生を

これから少しずつ送っていくのが大切で

 

 

 

死んでしまう直前じゃなくて

 

 

今から

自分のやりたいことに

 

 

もっともっと全力で

 

 

もっともっと

今の自分を大切にして

 

 

正直になることが

 

 

「幸せな人生」になる。

 

 

 

そのようにAさんに教えてもらえました。

 

 

 

だから

私は今日も幸せに生きて

周りも幸せにします!

 

 

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私の看護の4年間の集大成

卒論のテーマは

「死ぬ直前の人が幸せを感じる瞬間」の調査でした。

 

 

本当に深かったです。

 

 

今度話せる人いたら

話しましょう!笑